初めての部屋探しの基礎知識!不動産会社に騙されない為の手引き
初めての部屋探しの人は分からないことも多いはずです。
賃貸の不動産会社はおとり物件のような、色々と問題が起きることもある業界です。
そのため、最低限は基礎知識を知っておかないと騙されてしまうこともあります。
賃貸は入居時に初期費用でまとまったお金が必要ですし、継続して家賃を支払っていかなければなりません。
1年住めば100万円近くかかる出費なのに、物を買うときと違いよく調べずに契約をする人もいます。、
部屋探しには罠が隠されていることもありますし、騙されない為にも初めての人は基礎知識を付けて置くことが必要です。
実際に入居をした後に「こんなはずではなかった」と思った時にはすでに遅いのですね。
ここでは初めての部屋探しで必要となる基礎知識を全てまとめて紹介をしています。
この記事で部屋探しの基礎知識が分かるだけでなく、悪質な不動産会社に騙されずにすむようになるはずです。
今は不動産会社を止めたので元専門家だからこそ書ける、これだけは知っておきたい基礎知識まで解説しています。
初めての部屋探しの基礎知識
部屋探しの基本はネットで気になる物件を見つけ、不動産会社へ下見の予約をして、実際に部屋の内見をしていきます。
その前に決めておかなければならないのが下記の4点です。
- 家賃
- 住むエリアや立地
- 必要な部屋や建物の設備
- 駅までの徒歩距離
これらの条件をある程度決めておくことで、不動産会社へ行っても戸惑うことはないですし、うまく部屋探しができるようになります。
また、賃貸業界は歩合次第で給料が決まる会社が多く、営業力が高い人もいます。
そのため、家賃や特定の駅まで何分で行ける距離や部屋の広さを決めておかないと、トーク力で予定していた条件とは違った部屋に住んでしまうこともあります。
これらをある程度決めた上で、部屋探しサイトで気になる物件を探すようにしていきましょう。
部屋探しサイトについては下記で詳しく紹介をしているので、一緒にご覧ください。
⇒賃貸のおすすめの部屋探しサイト!元専門家が教えるサイトの裏側
騙そうとする不動産会社もいる
賃貸の不動産会社はサービス業に属しています。
一般的にサービス業と言えば安心ができ、丁寧な印象が強いかと思います。
しかし、不動産業界のイメージはあまり良くなかったりします。
- 口が達者・怖い
- 悪いことを事前に教えてくれなかった
- おとり広告物件だった
上記は200人の男女に行われたアンケートで、上位にあげられていた内容です。
おとり広告物件に騙されている人は多く、度々問題になることもあります。
本来よりも賃料などを下げて、契約ができない条件で部屋探しサイトに掲載をしているので、興味を持った物件こそがおとり物件なことも多いです。
部屋探しサイトで興味を持った物件は、下記の方法で見分けてから下見の予約の連絡をしましょう。
部屋探しの専門用語
「フリーレント」は家賃が無料になる
人気の物件の条件でもあるのが「フリーレント」です。
最初の1ヶ月から2ヶ月の家賃が無料になる部屋探しの専門用語で、メリットが大きいです。但し、少なからずデメリットなどの罠があり、必ず全ての人にお得な訳ではありません。
繁忙期などでも早く契約者を見つけたい大家が付けることもありますが、閑散期になると早く入居者を決めたいので増えてきます。
お得な部屋に住みたい人はフリーレント物件は狙い目です。
住み心地に優れた「分譲マンション」
防音や建物の設備など、生活環境を気にする人に人気なのが「分譲マンション」です。
分譲とは部屋探しの専門用語で、建物を各部屋ごとが売りに出された物件です。そのため、各部屋ごとに家賃などの条件は全て異なってくるのが特徴です。
分譲マンションは賃貸として借りる人でなく、購入をして住んでいる人が特徴の物件でもあります。
入居者の質が良いとも言われ、防音対策など目に見えない部分でのメリットがあります。
デメリットしかない「敷金償却」
部屋探しの専門用語で気お付けるのが「敷金償却」です。
敷金が償却されることは入居者にはデメリットしかない条件です。ただ、不動産会社で教えて貰っても、いまいち分からないまま契約をしてしまう人もいます。
敷金償却にはメリットはないので、マンションやアパートを契約する時は、その部分も含めて考えなければなりません。
気になった物件に償却の文字があった場合は詳しく知っておくようにしましょう。
オシャレな賃貸物件「メゾネット」
オシャレな物件として人気なのが「メゾネット」です。
マンションにも関わらず部屋の中で2階建てになっています。ドラマなどでも社長役の部屋で使われることも多く、憧れな人も多いです。高級感は抜群な物件です。
メゾネットに住んでいれば異性だけでなく、同棲もオシャレな部屋と言うのは間違いなしです。
ただ、そういったかっこいいなどのメリットがあるだけでなく、デメリットもあるので安易に選ぶのはおすすめしません。
空間を有効活用する「ロフト」
部屋の空間を有効活用できるのが「ロフト」物件です。
ロフトは寝室や倉庫として使える屋根裏部屋のことを差す部屋探しの専門用語です。
ロフトは便利な反面で実はデメリットなどの部分はたくさんあったりします。荷物が多い人や家賃を安くしたいけど、2部屋欲しいなどの人に人気があります。
主にロフト付きの賃貸物件はアパートだけでなく、マンションにもあったりします。
荷物が多い人や家賃を安くしたいけど広い空間が欲しい人におすすめですが、デメリットも事前に知っておかないと後悔する人もいます。
罠もある「敷金礼金ゼロ」物件
賃貸の契約時の初期費用が安いので人気なのが「敷金礼金ゼロ」の物件です。
家賃は払えるけ初期費用でまとまった金額を払うのが厳しい人が多い、時代の流れに合わせて登場をした部屋探しの専門用語です。
言葉通りに敷金や礼金がかからない物件ではあるものの、デメリットもありますし罠が隠されていたりします。
古いアパートや人気がない部屋に付く条件と勘違いしてる人もいますが、そうではなく新築や築浅物件にもたくさんあります。
デメリットが気にならない人やほとんどない物件だと、掘り出し物件になります。
部屋の設備のメリット・デメリット
勘違いしてる人が多い「ユニットバス」
ユニットバスと聞くと「風呂トイレが一緒の物件」と勘違いをされることが多いです。
そもそも宿泊費も高く有名なホテルでも、ユニットバスは使われてます。工場で製造して部屋に設置をするのをユニットバスと言い、専門用語なので間違えてる人も多いです。
ユニットバスだからと一概に選択肢から除外をすると、本来は掘り出し物件でも外してしまうこともあります。また、実は風呂トイレ一緒の物件でもメリットがあるので、あえて選ぶ人もいたりします。
本来の意味を誤解してる人や風呂トイレ付物件のメリットは下記をご覧ください。
防犯効果のあるオートロックの種類は一部
防犯効果のある設備として有名なのが「オートロック」です。
女性の一人暮らしだと、最低限必要な設備と考えられることも多いです。しかし、オートロックは種類によってはほとんど防犯面での効果は期待することはできません。
オートロックの設備付くことで部屋のランクが高い物件に限られてしまいます。しかし、家賃とは違い1度切りの1万円の出費で効果の高い設備を取り付けることもできます。
女性の一人暮らしで家賃を安くして防犯効果の高い物件を探してる人は下記をご覧ください。なんとなく必要そうで選ぶのはおすすめしません。
賃貸物件の立地によるメリット・デメリット
賃貸の部屋探しで駅近マンションを探す人は非常に多いです。
しかし、実は駅近物件が嫌だから引越すことになった人もいます。
駅近の物件は商業施設が近いですし、交通の便でのメリットなど、良いところはたくさんあります。
しかし、その反面でいくつかのデメリットもあったりします。
特にゴキブリなどの虫が発生しやすいなどの問題は、以外と気にする人は多いのではないでしょうか?
駅近のマンションやアパートを探していた人は、住む前にどんなデメリットがあるのかを知っておくのがおすすめです。
また、そのデメリットがなくなる物件もあるので、どんな部屋を選べばメリットだけになるのか紹介してます。
部屋の方角
賃貸物件の部屋の方角は気にする人も多いです。
日当たりを風水などで気にする人もいますが、日当たりにも関係をしてきます。また、方角次第では四季などによって、メリットやデメリットも一緒に代わってきます。
方角を気にすることで、暑がりの人や寒がりの人に合わせた物件に住める可能性が高くなります。
日当たりや厚いのが苦手な人や寒いのが苦手な人は方角も気に留めておくのをおすすめします。
大通り沿いマンション
大通り沿いの立地はメリットより、デメリットが強いです。
騒音の問題については気にする人もいますが、それだけが悪い点ではありません。車やトラックの出す排気ガスの問題が原因で引越しをする人もいます。
そのため、部屋探しで興味を持った物件が交通量の多い立地の場合は、住んでから失敗しない為に、下記の記事でメリットやデメリットを確認しておきましょう。
アパート入居時の注意点
木造アパート音漏れ
木造アパートに住む際に気お付けるのが音漏れの騒音問題です。
木造物件は部屋の壁が薄いので、隣室の生活音が部屋に響くデメリットがあります。しかし、その反面で家賃は安いだけでなく、部屋が広いメリットなどがあります。
賃貸の部屋の広さの表現の畳数は実際にいくつ入るかではなく、一定の広さを1畳にして隣室との壁の半分の位置から計算します。そのため、壁が薄い木造アパートは同じ畳数でも広くなる特徴があります。
入居前には必ずどの程度、音漏れがするのかや住み心地を確認しておくのがおすすめです。。
大家の住むアパート
木造アパートの中には大家もその物件に住んでいることがあります。
賃貸物件は大家が住むのはメリットにもなれば、デメリットにもなります。実際、それが原因で引越しを検討する人もいたりします。
人によっては建物に住んでいる物件は避けた方が良いこともあります。
アパートの部屋探しをしている方で、もしも住んでいる建物であれば、下記の記事を必ず確認をするのをおすすめします。
入居後にやっぱり駄目と思っても、数十万円の賃貸の初期費用が返ってきません。
部屋探しの基礎に関わるQ&A
初めての部屋探しで失敗をしやすいのが、虫などの問題です。
ゴキブリが大量に発生をするからと、やむを得ず引越しをしている人もいます。完全に入居前に分かることではありませんが、ゴキブリがでやすい物件には特徴があります。
ひどい部屋だと毎日のように見かけることもあったりします。
ゴキブリが苦手って人は部屋探しの時にでやすいアパートやマンションを避けるのをおすすめします。
ペット可物件の入居前の注意
最近は犬や猫などのペット可物件を探す人も多いです。
ペットと一緒に賃貸物件に住むデメリットは解約時の退去費用に関わる部分が多いです。但し、入居前に対策をすることで、このデメリットを限りなく無くすことができます。
また、ペット可物件には色々と注意をした方が良い点もあったりします。犬や猫好きが集まるので、メリットもあればデメリットもあります。
検討をしている方は入居前にデメリットの対策をおすすめします。
図面に載ってない畳数の計算方法
部屋探しサイトを見てると、同じ物件なのに畳数が違うことがあります。また、不動産会社に見せて貰った図面に畳数が記載されていないこともあったりします。
この部屋の畳数は電卓さえあれば誰でも一瞬で出すことができます。
和室であれば畳の枚数ですが、洋室などの部屋は実施に何枚入るかではありません。
そのため、同じ6畳でも部屋の広さは変わりますが、本当の広さはどこで判断するかが下記で分かるようになっています。
初めての部屋探しの方へ元専門家からのアドバイス
初めての部屋探しだからと言って心配になる必要はありません。
但し、最低限の基礎知識を知っておくことで、騙されずに引越しに成功することができます。
何かの商品を100万円で購入するとなると、いろいろと詳しく調べる人は多いです。
賃貸物件に1年住めば初期費用も入れて同じ金額になるにも関わらず、何も調べていない人も多いです。
そのため、住んだ後に騙された経験をする人もいれば、失敗したなと感じている人もたくさんいます。
高額な出費が必要なことなので、契約であったり条件など罠が隠されていることもあります。
だからと言って、信頼できる不動産会社も多く安心はできるものの、それを見極めるのは難しいです。
初めての部屋探しの人は気になった部屋を見つけたら、様々な設備や条件のデメリットを確認しておくのをおすすめします。
引越しの報道局では、様々なコツやデメリットの部分など、不動産会社が余り教えてくれない部分まで、止めた元専門家だからこそ話せる部分まで解説をしています。
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