敷金礼金ゼロ

「敷金礼金ゼロ」物件のデメリット!元専門家が敷金礼金なしの賃貸の罠を解説

賃貸の契約時の初期費用を安くしたい人におすすめなのが敷金礼金ゼロ物件です。
他の物件よりも良い条件に見えるので、「怪しい」や「罠があるのでは」と疑われることも多い賃貸の条件です。

結論から言えば敷金礼金ゼロ物件にもデメリットがあります。
初期費用が安いメリットはあるものの、入居者にマイナスとなる点がは存在しています。

また、敷金や礼金がなしだからと言って理由があるので怪しい訳ではありませんが、部屋探しの最中に気お付けなければならない罠があります

この記事ではすでに止めた元不動産会社の営業だからこそ話せる、敷金礼金ゼロ物件のデメリットなどの裏側を紹介しています。
仕組みを知ることでなぜ怪しくないのかが分かり、どんな罠に気お付ければ良いのかを解説しています。

賃貸の部屋探しをしていて、敷金礼金ゼロのマンションやアパートが気になった人はご覧ください。

敷金礼金ゼロ(なし)とは

敷金礼金ゼロ物件とは単純に初期費用が安い賃貸の部屋です。

アパートでもマンションでもありますが、賃貸の初期費用は「敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・その他(火災保険など)」の合計金額となります。

敷金や礼金は繁忙期の12月から3月ぐらいは各2ヶ月の合計4ヶ月分です。
その他の閑散期であれば各1ヶ月になったりします。

繁忙期で考えれば敷金礼金ゼロ物件なら、初期費用が約4ヶ月分も安くなるのですね。
そのため、初期費用の部分だけで見れば、敷金礼金なしの物件は好条件の部屋に見えるようになってるのですね。

敷金礼金ゼロ物件が増えた理由

敷金礼金ゼロ物件は引越しはしたいけど、初期費用を支払うのが厳しい人が増えたからです。

収入はあるので家賃の支払いは問題ないけど、引越し時にはまとまったお金が必要となります。
特に「転勤・上京・大学への入学・職場の変更」など急な理由で引越しをしなければならない人も多いです。

大家としては賃貸物件が空室だと家賃収入がないだけでなく、固定資産税などの支払いをしなければなりません。
そのため、家賃は支払えるけど初期費用が急に払えない人の為に、敷金礼金ゼロ物件が増えたのですね。

敷金礼金なしの条件はおとり物件の罠に利用される

部屋探しが1回や2回と少数でも経験をするのが、部屋探しサイトや不動産屋の看板の「おとり物件」です。

本来の条件よりも敷金・礼金・賃料などの条件を下げ問い合わせを増やし、不動産会社へ行った時には入居者が決まったので、他の物件を紹介されることです。

敷金礼金ゼロ物件が増えた理由でも分かるように、初期費用の点が気になる人は非常に多いです。
そのため、敷金礼金ゼロ物件をおとり物件として利用がされることも多いです。

本来はすでに入居者が決まったのを掲載し続けたり、敷金1ヶ月・礼金1ヶ月なのにゼロにして掲載をするなどです。問い合わせをしたら「空室で紹介できる」と答え、来店時には「契約者」が決まったので別の部屋の紹介が始まります。

敷金礼金ゼロ物件のような特殊な部屋は「イエッティ」のような、現地待ち合わせでの下見専門で、仕組み的に掲載しても意味がないので、おとり物件がない部屋探しサイトを利用するのがおすすめです。

興味がある物件はイエッティで下見をできるか聞くか、下記の方法で問い合わせ前に見分けるようにしましょう。

イエッティの公式サイトはコチラ

敷金礼金ゼロの3つのデメリット

デメリット

敷金礼金ゼロ物件のデメリットは全部で3つあります。

  1. 長期間住むと総額が高額になる
  2. 早く退去で違約金が発生する
  3. 次回の引越し時にお金がかかる

家賃が少し高くなったり、違約金が発生するリスクがあるのですね。
また、敷金を支払っていないので、退去をする際には現状回復の為の退去費用を支払う必要があります。

そのため、次回の引越し時に新しい物件の初期費用と解約時の費用が同時にかかってきます。

敷金礼金ゼロ物件の家賃が高くなるからくり

敷金礼金ゼロ物件は、相場よりも家賃が数千円だけ高くなっているのが多いです。

増えた理由でも解説をしたように、まとまった初期費用が払えない人の為に増えました。
相場と比べて全てが好条件な訳ではなく、家賃を少し高くして長い時間をかけて、大家は相場通りにしています。

長く住むほど大家に支払う総額は高くなるのが、敷金礼金なしの最大のデメリットなのですね。
物件によりますが相場より2、3千円ほど高くしているのであり、高額な賃料になってる訳ではありません。

マンションやアパートの早期解約による違約金

敷金礼金ゼロの条件が付くと他の部屋と比べて契約書に1つ条件が増えていることが多いです。
それが「早期解約による違約金」です。

からくりや増えた理由でも解説しているように、初期費用を支払うのが厳しい人に契約をして貰う為に出来た条件です。
しかし、大家は当然のことながら相場よりも条件を良くして、損をしたい訳ではありません。

そのため、賃貸物件によって1年や2年の早期解約による違約金の条件があります。

敷金礼金なしのマンスリーマンションのように、短期契約で相場より数前円、家賃を高くしている訳ではありません。

2年住むことで相場通りの金額になるなど考えられて、家賃を少し高くしてるので、早期解約をすることで家賃の1ヶ月や2ヶ月分の違約金がかかるようになっています。

家賃が数か月無料となる「フリーレント」の物件と同様で、大家が一方的に損をしない仕組みになっています。

敷金礼金ゼロの3つのメリット

メリット

敷金礼金ゼロはメリットの方が大きい賃貸物件の条件です。
そのため、人気がありますが、下記の3点のメリットがあります。

  1. 契約時の初期費用が安い
  2. 解約時の退去費用では有利
  3. オールゼロ物件もある

敷金は預け金なので、キレイに使えば後ほど返却がされる可能性があったとしても、手元にあった方が良いに決まっています。
また、礼金は大家へのお礼である昔からの賃貸物件の条件ですが、ないに良い方が決まっています。

そのため、敷金礼金なしの条件はメリットの方が大きくなっています。
ひとつづつよりどの程度のメリットになるのか解説をしていきます。

敷金礼金がかからないので初期費用が安い

一番のメリットともいえるのがこの初期費用です。

地域によって敷金や礼金などの金額に変化がありますが、私が働いていた東京などの関東であれば、敷金・礼金2ヶ月が基本とされています。
そのため、初期費用は「敷金・礼金・仲介手数料・その他」で家賃の合計6ヶ月分かかる物件が多いです。

しかし、敷金礼金ゼロ物件であれば、仲介手数料と火災保険や前家賃などの合計で約2ヶ月分です。
賃料が8万円の物件であれば、48万円と16万円で32万円も初期費用が安いことになります。

引越し時は敷金が返金されることがあるものの、引越し代金と初期費用の2つがかかります。
そのため、初期費用が安いのが敷金礼金ゼロ物件の最大のメリットです。

初期費用についてもっと詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

敷金を収めていない方が退去費用では有利

どんな契約でもそうですが、お金は手元に持っているほど、交渉は有利になってきます。

賃貸物件の解約時の退去費用は、大家と入居者でもめることも多いです。
いまだに本来は大家負担の部分を「いつもそうだから」なんてことで、多額の請求をしてくる大家も少数います。

まずは返金をしてもらえればいいですが、大抵は大家が保管したまま話し合いになり、何年もかかってるケースもあります。

返金をして貰ってから交渉をしてく方法はあるのですが手間がかかります。

敷金礼金ゼロ物件に関しては事前に収めていないので、クリーニング代や汚した分の退去費用は支払う形になります。
納得がいかなければ大家が手間をかけたり、裁判をするなどしなければなりません。

そのため、解約時の退去費用の部分でも有利なメリットがあり、話し合いもスムーズにいきやすいです。

家具家電付きやフリーレント付きのオールゼロ物件もある

家具家電が付いたオールゼロ物件やフリーレントが付いてる条件の部屋もあります。

敷金礼金ゼロ物件はここで解説してるように、大家が一方的に損をする仕組みではありません。
そのため、他の物件と同様にこういった「掘り出し物件」とも言える条件の付いた部屋はあります。

敷金礼金ゼロだからと妥協をするのではなく、きちんと納得する部屋を見つけるのをおすすめします。
全体的に少数ではありますが、敷金礼金ゼロなだけでなく、家賃も相場通りの部屋も当然のことながらあります。

最近は空室の部屋が増えているので、他にも好条件の付いた掘り出し物件はないか、調べてみるのをおすすめします。

敷金礼金ゼロが気になる人へ部屋探しの元専門家からアドバイス

敷金礼金ゼロ物件は仕組みを知らない一般人やweb企業が作ってるサイトを見ると、退去費用が高額になる物件や事故物件の可能性があるなんて紹介がされていることもあります。

しかし、仕組みを理解すれば、家賃を数千円上げることで、大家が一方的に損をしないようになってるのが分かります。

悪質な不動産会社におとり物件として利用をされやすいですが、家賃を払えるけど初期費用が厳しい人の為に出来た、時代の流れにそった条件です。
分かりやすく言うのであれば、初期費用を安くして家賃で分割で支払っていく仕組みです。

何十年と長く住むのが前提であれば、総額は高くなるのでおすすめしませんが、大抵は職場の変更などで引越しをする人が多いです。
そのため、初期費用を安くしたいって人であれば、敷金礼金なしのマンションやアパートはおすすめの条件です。

但し、おとり物件に利用されている可能性もあるので、疑う気持ちを持つことは大切です。

敷金礼金ゼロ物件の探し方

敷金礼金ゼロ物件は増えてはいるものの、あなたが探している条件「エリア・家賃・広さ」で絞ると、この部屋と確信できる物件は見つけるのが難しいはずです。

増えているとは言っても全体的な数は少なく、人気がある条件でもあります。
部屋探しサイトで根気よく空室が出ていないかやおとり物件でないか、調べたりする面倒な手間がでてきます。

そのため、おすすめの探し方としてはチャット型不動産を利用することです。
条件を入力することで条件にあった入居者が募集してる部屋や、空室となった部屋の情報が送られてきます。

特に「イエッティ」のような現地待ち合わせで下見ができるようなサイトであれば、おとり物件に騙されることもありません。

「掘り出し物件」や「フリーレント」や「敷金礼金ゼロ」など、良い条件や特殊な条件の部屋探しにおすすめです。

掘り出し物件の探し方
おとり物件の見分け方
PAGE TOP