賃貸で駅徒歩10分の実際の距離!遠いかを簡単に見極める方法

部屋探しで賃貸の図面で失敗をしやすいのが、駅徒歩何分かの物件です。

実際に歩くと5分程度の物件もあれば、10分かかる部屋もあります。しかし、全く時間が違うにも関わらず同じ時間になっていることがあります。

この理由は賃貸マンションやアパートなどに使われる時間の表記は、ある基準によって出されているのが関係をしています。

実際は図面だと10分だけど本当は7分で近い部屋もあれば、逆に5分なのに10分近く歩く必要があり後悔することもあります。

あくまで徒歩距離は基準を元に出した分数なので、必ずしもその数値になる訳ではありません。そのため、あくまで図面に表記されているのは目安として考えた方が良いです。

賃貸の駅徒歩何分の距離の算出方法

まず、基本となる図面の徒歩何分かの出し方を紹介致します

賃貸の徒歩1分の距離は80メートルとなります。この数値は「不動産の表示に関する公正競争規約及び施行規則」に定められており、守る必要が出てきます。

徒歩による所要時間は、道路距離80メートルにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること。この場合において、1分未満の端数が生じたときは、1分として算出するもの。

引用先:不動産の表示に関する公正施行規約及び施行規則

ようするに道路の距離が80メートルに対して、徒歩1分の計算となっています。そのため、人が歩く歩道を基に距離から分数を出している訳ではないのですね。

そのため、実際に歩いてみると徒歩10分でも短い時もあれば、長い時もあります。

80メートルが徒歩1分は適切な距離?

数値で80メートルを徒歩1分だとしても、本当にその速度で可能なのか気になるものです。

時速3.2~4.8kmの普通のスピードで歩く人

引用先:歩く速さが「寿命」や「健康寿命」に大きく関係しているってホント?

上記の速度は30~55歳  の女性1万3535人に対して、行われたその時の歩行速度と70歳になった時の健康状態の関連を調べたものです。

人の平均徒歩距離を出す調査ではなかったものの、時速3.2~4.8kmの普通のスピードで歩く人と考えられているみたいです。

 

また、不動産業界で使われる徒歩80メートルで1分にした規定も、女性が歩いた時間から算出したと言われています。

ここからも分かるように80メートルを1分と考えるのは、大人が歩けば可能であり適切な距離であるのは分かります。

駅徒歩の分数が実際の時間とづれる理由

賃貸物件の徒歩距離は実際と大きくづれることがあります。私自身も徒歩15分の物件で内見時に25分ぐらい歩いた経験もあります。

この駅徒歩の距離が実際の徒歩時間とづれてしまうのは理由があります。

距離の算出に使われているのは道路であり、人が実際に歩くことを想定していないからです。

  1. 横断歩道の待ち時間
  2. 坂道
  3. まっすぐ歩く訳ではない

駅までの徒歩といっても実際に最短距離を歩いてる訳ではなく、多少は人をよけたりと曲がったりします。また、横断歩道を待つ時間や、坂道で時間がかかるなどは全く考慮されていないからです。

そのため、実際に徒歩10分の物件を歩くと早く付く時もあれば、遅くつくこともあります。

賃貸の駅徒歩10分の距離の実際に歩いた時間

私自身が不動産会社時代に毎日のように数件の物件の下見をしており、経験上で実際の徒歩距離が早くなる物件と遠くなる物件も見てきました。

  1. 図面の表記より近い物件の特徴
  2. 図面の表記より遠い物件の特徴

そのため、どんな物件が図面の徒歩距離より近くて、遠くなりやすいのかの特徴を不動産会社が余り話してくれない部分を紹介していきます。

図面の表記より近い物件

私の経験上で図面の表記より近い物件の特徴としては、下記の2点のどちらかに当てはまるかです。

  1. 徒歩時間が7分以内の部屋
  2. 駅から直線距離に物件がある

徒歩時間の算出は道路での最短距離から数値を出しています。そのため、駅から直線距離の物件であれば、最短距離は決まっています。

また、徒歩時間が短い物件はそれだけ歩く距離も短くなります。そのため、実際の距離よりも早く付くことが多いです。

図面の表記より遠い物件

図面の表記より遠い物件の特徴は下記の3点にいづれかに当てはまる部屋です。

  1. 徒歩距離の長い物件
  2. 大通りをまたぐ物件
  3. 曲がる回数の多い物件

マンションやアパートから駅までの道のりに、曲がる回数が多いと道路上での最短距離を歩いてるとは限りません。

また、曲がったりすることで反対側に渡ったりと、歩く距離は伸びてしまいます。

また、大通りにある信号機は車の渋滞や交通量を考慮して、信号の待ち時間が長いことも多いです。

賃貸の徒歩距離・時間を見極める方法

賃貸物件の徒歩距離や時間を見極める時は「googleマップ」を利用するようにしましょう。

部屋探しサイトに記載されている住所で検索をすると、どれぐらいの距離なのかや横断歩道の数などが分かります。

ただ、部屋探しサイトに掲載されている物件は、途中までしか住所が明記されていないこともあります。

そういった物件は途中までの住所で検索すれば、ある程度のエリアが分かるので、目安をつかむことができるはずです。より正確に部屋を特定したければ、「googleストリートビュー」を使えば、写真を参考に物件を見つけることができます。

賃貸物件の徒歩の分数について部屋探しの元専門家からのアドバイス

部屋探しの元専門家からのアドバイス

不動産会社時代にたくさんの物件の下見をしてきて感覚的には、徒歩7分を過ぎる物件ぐらいから、実際の時間より長くなる傾向が強く感じます。

特に徒歩15分ぐらいになってきて、何度も曲がったりする物件だと、実際は25分と倍近くの10分以上もかかったりすることも多いです。

徒歩時間は7分程度を栄え目ぐらいから、実際の時間は長かったり短かったりすると考えておくのをおすすめします。

また、必ず下見の時には実際に歩いて調査をするようにしてください。

気になる物件の問い合わせ前には、googleマップなどを利用して、「駅までの曲がる回数・横断歩道の数・大通りをまたぐか」などを見るのをおすすめします。

図面に表記の徒歩時間が長いほど、実際に歩くともっと時間がかかる傾向にあります。

 

 

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