6畳の部屋の写真

6畳で同じ畳数でも部屋の広さが違う理由!下見前に聞いてないなら騙されてる?

部屋探しをしていて賃貸マンションやアパートを下見すると感じるのが「同じ畳数なのに広さが違う」ことです。

同じ畳数ても広さが違うのは事実であり、不動産会社の担当に事前に教えて貰えていないなら、わざと知らせていない可能性もあります。

関東・関西・東北などエリアによって畳のサイズが違うなんて説明をされることもありますが、それはあくまで理由付けでしかありません。

そもそも畳は部屋のサイズに合わせて作られたりもしています。

この記事を読むことで同じ畳数なのに広さが違う理由だけでなく、どこを参考にして部屋の広さを判断すれば良いのかが分かるようになっています。

また、あえて不動産会社が事前に教えていない裏事情を解説しているので、騙されずに部屋探しをする知識を付けることができます。

同じ畳数で広さが違うのを不動産会社が説明しない理由

悪質な不動産会社

不動産会社でも理由もなく同じ畳数で広さが違うのを説明していないこともあります。
しかし、わざと教えていない可能性もあります。

不動産会社は「入居者の仲介手数料」と、契約した物件の「大家からの広告費」の2つが売り上げとなります。
そのため、家賃の高さではなく売り上げの高い物件を契約して貰う為に営業をします。

売り上げは高い物件が6畳でも狭い部屋だとしたら、どうすれば魅力的な部屋にすることができるでしょうか?

答えは簡単で、同じ畳数で更にせまい部屋を下見の時に一緒に見せれば良いだけです。

特に先に狭い方を見せることで、本来は狭い部類の部屋でも広いと感じさせることができます。

おとり物件として畳数の広さを変えることはある?

様々な部屋探しサイトにあるのが実際の条件を変えて掲載をする「おとり物件」です。
1回や2回と少ない回数しか引越しをしたことがない人でも、騙された経験をしている人は多いです。

では本来は5畳の部屋を6畳にして紹介をするような物件はあるのでしょうか?

結論から言うと基本的に畳数の広さを変えて、おとり物件として掲載するのはまず考えられません。
部屋の広さは家賃などとは違い、変えることができない部分でもあります。

そのため、誰が見ても嘘があきらかなので、あえてリスクの高い方法を選ぶ必要はありません。

家賃・敷金・礼金などの部分は実際に変更がされたりもするので、不動産会社はこれらの条件を良くしておとり物件として利用をします。

賃貸物件は同じ畳数でも部屋の広さが違う理由

賃貸の部屋

同じ2つの6畳の賃貸物件でも、広さが違う理由は下記の2つがあります。

  1. 実際の畳のサイズではない
  2. 壁心面積を元に畳数を出している

そもそも賃貸の部屋のサイズの目安に使われる「畳数」は実際の畳の数ではありません。

和室の部屋であれば数えることができるので、そのまま使われたりしますが、洋室で「フローリング」や「クッションフロア」などの物件は畳を使ってはいません。

そのため、広さは1.62平方メートル以上を1畳と明記しなければならないルールがあります。

もっと詳しく分かるように解説をしていきます。

賃貸の畳数は実際の畳の数ではない

賃貸物件の1畳は1.62平方メートル以上です。

あえて2㎡で計算して畳数を狭くするメリットはないので、当然のことながら基準の数値に合わせようとします。
しかし、ちょうど1.62㎡で割り切れる訳ではないので、中途半端な数字になってきます。

そのため、同じ6畳でも広さは変わってくるのですね。
実際の畳の数ではないからこそ、基準の数値が設けられているのですね。

但し、数値を見ても分かるように大きく変化がする訳ではありません

賃貸と違い不動産の売買となると、高額な金額の取引になるので、色々と調べて知識を付けます。
そのため、購入者は畳数ではなく物件の専有面積を参考にしてます。

内法面積ではなく壁芯面積で畳数を出している

もっとも広さにかかわってくるのが、「壁芯面積」と呼ばれるので、図面に記載されている畳数はこれを元に計算をしています。

壁芯面積とは建物の壁も含まれた広さとなります。
ようするに両隣の部屋の壁の中心部からの位置なので、実施に使えるスペースではありません。

そのため、壁が厚い物件であれば狭くなりますし、壁が薄ければ部屋のサイズは広く感じます

この壁芯面積には柱なども含まれており、実際に人が使えるスペースは内法面積と呼ばれています。

賃貸物件の下見をしていて、同じ6畳でも広さが違うと感じるのは、この壁の厚さが原因で大きく変わってきます。

騙されない為にはどこを見て部屋の広さを判断する

部屋探しの専門家

騙されない為には、不動産会社が広さを判断している方法と同じことをすれば良いだけです。
部屋の広さを判断するポイントとしては下記の2つです。

  1. 物件の専有面積
  2. 建物の構造

この2つの判断材料を基に広さを判断することができますが、やり方を知っているかだけで、だれでも簡単に同じことができます。

それぞれ詳しく解説をしていきます。

気になる部屋は専有面積から自分で広さを確認する

賃貸の不動産会社の営業は部屋の広さを図面の畳数ではなく、専有面積を見て判断をしています。
そもそも図面に間違えがあったり、部屋の角に柱がある物件は多いです。

先ほど説明したように壁芯面積になるので、柱も畳数の中に含まれています。

図面に記載されてる、部屋の広さやトイレの広さなどは縮尺になっており、大きくずれたりしません。
そのため、専有面積から室内の全体の畳数を計算して、割合から部屋の広さが何畳かを計算しています。

不動産会社でなくても電卓さえあれば誰でも1分もかからず同じことができます

部屋探しサイトを見てると最初は様々な物件に興味を引きますが、最終的には1個から3個ぐらいを下見してみようとなるはずです。

不動産会社に騙されたり、下見をして思ったより狭いと時間を無駄にしない為にも、気になる物件は自分で同じように知らべるようにしましょう

気になる物件を見つけた人は下記で計算式や具体的な方法が分かるのでご覧ください。

同じ畳数でも「木造・アパート・マンション・分譲」の順に狭くなる

賃貸物件は建物の構造にもよって、壁の厚さが変わってきます。
基本的に以下の順番に同じ畳数でも部屋が狭くなっていきます。

  1. 木造物件
  2. アパート
  3. マンション
  4. 分譲マンション

建物によっては壁が薄く作られてたりするので、必ずしも上記の順番に狭くなる訳ではありませんが、おおむねこのように考えていれば問題ないはずです。

あなたがもしもアパートやマンションへと引越しを予定しているのなら、今住んでいる部屋の広さを基準にしてはいけません。

分譲マンションについて知らないって人は下記をご覧頂ければ全て分かるようになっています。

同じ6畳でも狭い物件にもあるメリット

メリット

同じ6畳なら広い物件の方が良いと判断をしてしまうかも知れません。
しかし、狭い物件にもメリットがあるので、立地によってどちらがおすすめか変わります。

壁が厚くて狭い物件は防音対策の効果が高いメリットでもあります。

防音対策の特殊な施工なんてもあったりはするものの、絶大な効果があるのは壁の厚さです。

そのため、木造だと薄いので隣の部屋の声が聞こえたりしやすく、マンションになると変わってきます。

赤ちゃんがいたり、騒音に悩まされたくないって人は、できるだけ壁の厚い物件に住むのがおすすめです。
また、「駅近の繁華街」や「大通り沿い」であれば、部屋が狭くても防音効果が高い部屋を選ぶのがおすすめです。

壁が厚いか薄いかは下見の時に判断できる

本当に壁が厚いのか薄いのか下見の時に叩いてみることで判断をすることができます。

壁が厚い物件は叩いても音がほとんど響きません。
一方で薄い物件だと叩くことで音が響くことになります。

そのため、騒音を気にする人は今の物件と音を比べてみるのがおすすめです。

音の違いは今住んでいる部屋のベランダ側と隣室の壁を叩いて比べてみると分かりやすいです。
ベランダ側は窓よりも少し厚いぐらいになるので、音が響いて聞こえるはずです。

いざ不動産会社へ行き下見が決まってる人は下記のチェックポイントを確認しておくことをおすすめします。
賃貸物件の内見・下見

賃貸で同じ畳数でも広さが違う部分の元専門家からのアドバイス

部屋探しの元専門家からのアドバイス

部屋の広さが狭いからと言って、必ずしもデメリットだけしかない訳ではありません。
畳数ではなく専有面積で賃料は決まるので、防音効果が高いし広いとなると、現実的に賃料は上がってしまいます。

そのため、あなたが騒音を気にするのかや立地(駅近・大通り沿い)などかによって、判断をするのがおすすめです。

賃貸の部屋探しで気お付けるのは「おとり物件」だけではありません。

今回紹介しているように同じ畳数でも広さが違うのは事実であり、あえて教えずに下見の時に他にもっと狭い部屋を見せておくテクニックなどを使っていることもあります。

不動産業界にも様々なテクニックがあり、騙されて物件を決めている人は多いです。

実際、部屋探しの知識や設備のデメリットをwebで調べると、それを紹介しているのは不動産会社だったりします。
そのため、全てを鵜呑みにするのではなく、裏側を知ったり多少の知識を調べるのがおすすめです。

部屋探しをしていて不審に思ったことがあれば、すでに不動産会社を止めた元専門家だからこそ書ける部分も紹介してる「引越しの報道局」で調べて頂ければと思います。

掘り出し物件の探し方
おとり物件の見分け方
PAGE TOP