引越しを予定していて賃貸の部屋探しをしていると、畳数が記載されていないことがあります。
部屋探しサイトの情報にも掲載がされていなかったり、不動産会社で出す図面にも明記がされていない物件はたくさんあります。
- 不動産会社に問い合わせするのも面倒
- 下見をしたけど部屋の広さが違う
こういった疑問を思った人は、まずは自分で畳数を計算するのがおすすめです。
簡単なので誰でも電卓があれば1分もしないで計算できます。
また、畳数が同じでも部屋の広さが違うこともありますが、その理由についても解説をしています。
専有面積から畳数の計算を方法を知ることで、下見をしなくても部屋の広さや防音対策が分かるメリットもあります。
目次
畳数の計算方法
畳数を計算するのに必要となるのは専有面積です。
賃貸物件で部屋の畳数は記載されていなくても、専有面積は記載されていることがほとんどです。
畳数の計算方法としては下記の2ステップになります。
- 専有面積から敷地の全体の畳数を出す
- その数値から各部屋の畳数を調べる
計算をするのは一度だけで、慣れれば10秒ほどで分かるようにもなるほど簡単です。
専有面積から敷地全体の畳数を出す計算方法
数の計算式は以下となります。
「専有面積×0.3025×2=敷地内全体の畳数」
専有面積に0.3025をかけたものが坪数となります。
1畳は2坪となるので×2倍を行います。
これで出た数字が部屋・廊下・トイレ・浴室など、部屋の全体の畳数となります。
敷地全体の畳数から各部屋の畳数の調べ方
上の画像の図面は一般的に多い形の図面となります。
ベランダを除くこの図面に記載されている部分全てが、先ほど計算をした敷地全体の畳数です。
基本的に図面は寸法を計算した長さで作られています。
そのため、敷地内全体の畳数から、各部屋がどれぐらいの割合の大きさで作られているか、計算することで部屋の畳数が分かります。
図面に記載なしの物件の畳数を計算した具体例
先ほどあげた画像の物件の畳数を一例として計算してみます。
物件の敷地内面積が30㎡だと仮定して計算していきます。
「30(専有面積)×0.3025(坪を出す計算式)×2=18.15」
写真に載っている壁まで入れた総面積が18.15なので約18畳となります。
その数値を図面を見比べて、「部屋が9畳、キッチンが5畳、風呂・トイレ・クローゼットの合計が4畳」となります。
ようするに全体の畳数を計算したら、図面でどれぐらいの割合をしめてるか考えるだけです。
賃貸物件の畳数が部屋の広さではないので注意
賃貸物件で畳数が同じでも部屋の広さは同じではありません。
畳のサイズによって違うなんてありますが、それだけではありません。
実際、フローリングの部屋であっても広さが違うと感じるはずです。
計算をして出した専有面積は隣室との壁の半分の位置からの数字となります。
そのため、壁が厚く防音対策がしている賃貸物件だと、下見をすると思ったより狭く感じるはずです。
図面に記載されている畳数は壁の数値から出してるのもあれば、実際に畳みの枚数で掲載しているのもあります。
賃貸の畳数の計算について元部屋探しの専門家からのアドバイス
壁の厚さは「マンション・アパート・木造・分譲」などで、同じ構造であればそこまで大きく変わる訳ではありません。
そのため、賃貸物件の「内見・下見」をすれば、次回はそこからある程度の部屋の広さを今回の計算で分かるはずです。
木造物件を案内すれば思ったより広いと言われたり、分譲マンションだと思ったより狭いと言われることも多いです。
今回の計算方法を知ることで、防音対策がどこまでできているかの参考にもできるのですね。
図面が間違っていることもあるので、不動産会社時代は私も一応自分で計算していました。
おとり物件の無い部屋探しサイト
賃貸物件の空室を問い合わせしたにも関わらず、実際は存在しないおとり物件であることも非常に多いです。
店舗へ来店しても問い合わせした物件の下見はできず、他のお部屋の紹介をされた経験をしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、おとり物件の心配をしなくて良いのが『イエッティ』です。
希望条件を入力さえしておけばチャットでお部屋の紹介をしてくれます。お部屋の下見をしたければ現地での待ち合わせも可能となっています。
その為、オンライン不動産として注目を浴びており、毎日新聞や日本経済新聞など多数のメディアにも紹介がされている、安心してお部屋探しができるサービスなのですね。
おとり物件の心配をする必要もなければ、仕事の合間や仕事帰りに自宅で部屋探しをできるので、人気となっています。
>>>イエッティの公式サイトへ